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2016/06/06

素人的空冷ビートルとの付き合い方

我が家の空冷ビートルkabuhikoさんが納車されて、まもなく9ヶ月。先日長距離走行も経験し、やっと自分のものになったような気がする。

外観が可愛い、空冷音が好き、なんか人と違ってカッコいい。くらいのお気楽な理由で選んだ空冷ビートル。いざオーナーになってみるとなかなか手強く、挫けそうになったことも。
今、一段落したので素人的空冷ビートルの付き合い方をまとめておこうと思う。

生き物のように扱おう

今購入できる空冷ビートルで新車はない。リタイアして再発掘された子、何人ものオーナーさんがいた子、数々の車体からパーツを集めて作られた子、とにかく個体差があり、空冷ビートルはこういうもの!と括ることができない。ちなみに、我が息子は心臓は強いが血管が弱い。そんな感じ。なので、犬!猫!とまとめて接するのではなく、うちの子はこうと車の声を聞いて接することが大事なんだと思う。

主治医を作ろう

他の車にも言えることだけど、旧車は特にメンテナンスをしてもらうショップは決めた安心だと思った。できれば購入店。エンジン、電気系統・・・全てのバランスが整ってはじめて快適で安心なドライブができるわけで、愛車がどんなものを付けているかは調べればわかるだろうが、どうしてそうしたか、ヒストリーや理由は長くお世話になっているショップしかわからないのではないかな。それに、ショップさんと仲良くしていればいざというときに助けれもらえる。
どうしても欲しい空冷ビートルが、遠い場所にあることもある。今はインターネットで世界中の車を探して購入まですることができるし、私も愛車と出会う前は関西にあるショップに数台好みのものがあって、見に行こうかと思っていた。
そんなときは定期的に通える距離にショップを探すといいと思う。空冷ビートルネットワークは広いから、購入店で近所のショップを紹介してもらったり。ちなみに私は購入決めたときに、ショップの側に引越しをした。
空冷マニアは、自宅ガレージでメンテナンスから何からあらゆることが出来るし、今まで色んな車をいじり倒してきたが、致命的な事態になり得るメカ系は数十年お世話になっているメカニックの方に必ずお願いするという。やればできるだろうけど、プロの経験と腕を心底リスペクトしている。

最低限の知識を身につけよう

高速道路で止まり、押しがけ初体験をしたとき、ショップに電話するも説明することすら出来ず情けない思いをした。長距離前にセルがかかりにくいと言う理由で、キーを変えたのだが、本当の理由はバッテリーだったのかもしれない。私がもっと愛車を見てあげていれば、車の知識があれば愛車につらい思いをさせなかったかもしれない。今まで、空冷マニアもしゃちょーもいるし、女の子(?)だしいいよね!と外見ばかり見て、メンテナンスはおんぶに抱っこだったことを心底反省した。出来なくても伝えられる、最低限の車が動くメカニズムを学ぶことは空冷ビートルをもっと楽しむのに大切なんじゃないかな。

個性を楽しもう 認めよう

空冷ビートルオーナーは車に対する愛情が半端ない!そして、みんな個性的でポリシーがあり、仲間意識が強いように感じる。家庭でも仕事でもない、老若男女問わず趣味の仲間として繋げてくれるのが空冷ビートル。私の愛車は1958年式でヴィンテージに入るらしいのだが、6連メーターだし、足回りもいじっていて不良息子だ。しかし、私はそうだからボディカラーやエンジンなどを後回しにし購入した。ヴィンテージなのにもったいないと思われることもあるし、ダメなの?って言いたくなることもあるけれど自分が好きならいいじゃない。ルールなんてなくて、自分が最高に楽しめばいいし、認め合えばいいと思う。だって同じ車好きだもの。


壊れても治して、一生付き合える可愛い相棒。人生を楽しむように、空冷ビートルと付き合っていけたらと思う。

とはいえ、精神論だけではどうにもならないこともあるので、今度は空冷マニアに空冷車(レトロカー)の注意事項を聞いてみよう。実はすでに色々お小言を言われている。長距離運転後の湯治に行っている空冷マニアの帰還を待って更新します。


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