わたし「もう、駄目かもしれない・・助けて・・・」
マニア「いいから落ち着け。深呼吸してどうにか脱出するんだ。」
うぅ・・・深夜、知らない場所にぽつんと一人。前に後ろに、右に左に切り返して、どうにか自走して家に着いた時はヘトヘトだったけど、心配しているであろう空冷マニアに無事帰ってきたことを報告する。
マニア「よく頑張ったなー。体が無事なら良かったよ。人を轢いたり、他人に迷惑かかないなら…これは仕方ないよ。今回の経験で、運転上手くなったと思うよー。」
修理にどのくらいの時間と費用がかかるのか、愛車を傷つけてしまった自分の不甲斐なさ、落ち込む私を他所に、空冷マニアは何だか嬉しそうだった。
マニア「こうなったら、ついでに塗装割れや錆の補修しちゃいな~(笑)、悔しいし情けないだろうけど、治したり部品選びで楽しんじゃえ!」
いつだって空冷マニアはトラブルを楽しむ。
西会津に向かう途中にバッテリーが駄目になったときも、初めての洗車で車内が水浸しになったときも、スローパンクチャーしたタイヤで峠を走ったときも「困ったやつだな〜」と頭を掻きながら顔は嬉しそうだった。
私にはその余裕が足りない。空冷マニアへの道はまだまだだ。
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